トイレの温水便座(ウォシュレット)は高いのを買わない! Kシリーズで十分だって。

DIY・リフォーム
ウォシュレット製品のどれを選択すればよいかわからない。

この疑問に回答します。私はKシリーズを選択しました。買うまでにいろいろとありましたので経緯を紹介したいと思います。

この記事の内容はこちら
  • リテール向け(量販店向け)とは
  • KF・KM・Kシリーズについて
  • 「瞬間式」と「貯湯式」の違い

リテール向け(量販店向け)とは

TOTOの温水便座(ウォシュレット)は、大きく分けると商品分類は「建築専門家向け」と「リテール向け」の2つに分類されます。言い換えると「業者向け」と「家庭向け」です。DIYで設置する場合は「リテール向け(量販店向け)」を選択することになります。

2つに分類されていますが機能は同じです。細かい事を言えば異なるのですが大差はありません。

決定的に違う事が1つだけあります。何が違うかというと付属品の有無です。リテール向けには取り付けの工具が付いていますが、建築専門家向けにはついていません。

温水便座を交換する専用工具
温水便座を交換する専用工具

理由は簡単です。専門家は既に工具を持っているので、要らないものを省いてコストを下げています。

KF・KM・Kシリーズについて

TOTOのリテール向け温水便座(ウォシュレット)は3シリーズがあります。松竹梅になっているので感覚的には分かりますが詳しくは分かりません。ざっくり説明すると次の通りです。

  • KFシリーズ : フラッグモデル(全部入り)
  • KMシリーズ : 一般モデル
  • Kシリーズ : 普及モデル

【 KFシリーズ 】はフラッグモデルです。機能とスタイルにこだわって作られたモデルで一番高いです。

【 KMシリーズ 】は一般モデルです。KFシリーズから機能を省き値段を下げてコストメリットを出しています。

【 Kシリーズ 】は普及モデルです。必要最低限の機能に絞り込みシンプルで一番安いモデルです。

機能と値段を見比べると、KM・Kシリーズのどちらにするか悩むの方が多いと思います。機能を考えたらKMシリーズが良いに決まっていますが値段を考えるとKシリーズも捨てがたいと思います。資金に余裕があればKMシリーズを選び、温水便座(ウォシュレット)にこの値段と思うのであればKシリーズだと思いますが悩んでしまうので深堀します。

「瞬間式」と「貯湯式」の違い

KM・Kシリーズで構造的な機能の違いが1つあります。温水の作り方です。

  • 【瞬間式】 使用する時に温水を作り、連続使用でもお湯が冷たくならず、節電に効果的です
  • 【貯湯式】 ヒーターで保温したお湯を、タンクに貯めて使用します

瞬間式は、お湯切れが無く節電に効果的です。お湯を貯めるタンクが不要なので寸法がコンパクトになります。果たしてこの機能は必要でしょうか?

「瞬間式」と「貯湯式」について
  1. お湯切れについて
  2. 寸法がコンパクトについて
  3. 節電について

お湯切れについて

瞬間式は、使用する時に温水を作るためお湯切れを起こしません。その通りだと思います。果たして貯湯式でお湯切れを起こす事はあるのでしょうか?

実際に街で利用出来るトイレ(公共施設、利用者多いお店)を確認すると【貯湯式】タイプが多く利用されています。入れ代わり立ち代わり利用されているトイレであっても、私はお湯切れを経験したことはありません。

寸法がコンパクトについて

KM・Kシリーズで寸法を確認してみます。

KMシリーズの寸法
KMシリーズの寸法

 

Kシリーズの寸法
Kシリーズの寸法

 

KM・Kシリーズの縦寸法は同じです。Kシリーズはリモコンと本体と一体型なので横は大きくなっていますが本体だけをみると同じ寸法です。なにが違うかというと「高さ寸法」です。KMシリーズの高さは「131」でKシリーズの高さは「176」です。Kシリーズの方が4.5cmほど高くなっています。これは内部にタンクがあるからだと考えられます。

トイレを利用する時は視線に入らない部分です。まして座ってしまえばどうやって気付けるのでしょうか。私はトイレで4.5cmの差に気づいた事はありません。

節電について

貯湯式と瞬間式はお湯を温める方式が異なるので、使用する電力に差があります。当然、電気代も変わってきます。実際にはどう違うか比較しています。

経済産業省の資源エネルギー庁が、省エネ性能カタログを作成しています。

省エネ性能とは、省エネ法で定めた省エネ性能の向上を促すための目標基準の達成度合いをラベルに表示するものです。誰もが家電量販店等で一度は見たことがあると思います。統一されたルールに従って算出されたもので信頼性がとても高いものになります。

統一省エネラベル
統一省エネラベル

省エネ性能カタログの2019年度版から、節電機能を使用した場合のデータを抽出しました。

製品愛称型番省エネ基準達成率(%)年間電気代(円/年)
ウォシュレットKMTCF8CM862041,780
ウォシュレットKTCF8CK661124,400

(出展:エネルギー庁 省エネ性能カタログ電子版)

省エネ基準達成率はKMシリーズが204%で、Kシリーズは112%です。省エネ達成率は92ポイントの差があります。

今度は、年間電気代をみるとKMシリーズは1,780円で、Kシリーズは4,400円です。年間電気代は2,620円の差で月額換算だと218円になります。

KM・Kシリーズの本体価格差を電気代で埋めるには6~8年程度は必要になります。

10年使えばKMシリーズの方が得になりますが、長く使えば壊れる可能性があります。衛生面も気になります。新しいのに変えたくなる可能性もあります。

そう考えると、Kシリーズを定期的に買い替える方が効率的で衛生的であると私は考えます。

以上、「トイレの温水便座(ウォシュレット)は高いのを買わない! Kシリーズで十分だって。」という記事でした。

コメント