この疑問に回答します。
縦型洗濯機からドラム式洗濯機に乗り換えました。初の乗り換えです。使って分かったドラム式のメリット・デメリットが見えたので紹介していきます。
- 我が家のドラム式洗濯機
- ドラム式洗濯機のメリット・満足なこと
- ドラム式洗濯機のデメリット・不満なこと
我が家のドラム式洗濯機
使っている我が家のドラム式洗濯機を簡単に説明します。日立のBD-SX110CLという製品です。2018年秋~2019年秋に発売されていたものです。洗剤・柔軟剤の自動投入、ヒートポンプ(日立なのでヒートリサイクル)がついたモデルです。
洗剤・柔軟剤の自動投入が出来るのは、パナソニックか日立しかラインナップされておらずパナソニックは高かったので日立にしました。色々機能があっても結局は使わないので、最善の選択だっと思っています。
我が家の家族構成は4人です。大人が2人に小学生1人と未就学生1人となっています。毎日洗濯機を動かしていますが容量不足になったことはありません。
ドラム式洗濯機のメリット・満足なこと
では早速メリットを述べていきます。
- 「干す」「取り入れる」作業が無くて、とても楽になった
- タオルがふわふわに仕上がる
- 天気を全く気にしない
- 夜に動かしたら、朝には出来上がっている
- 衣類の数が減ります
- 臭い残りがない
「干す」「取り入れる」作業が無くて、とても楽になった

ドラム式の場合は乾燥まで行う事が大前提です。洗濯物を干して、取り入れる作業が無くなったのでめちゃくちゃラクです。
縦型の場合は、絡まった衣類をほぐしながら、バスタオルは重いので太めのハンガーを使ったり、小物はピンチハンガーで左右のバランスを取ったりと干すまでに色々と考えながら準備をしますが、ドラム式はこの作業がありません。
畳む作業は残りますが「干す」「取り入れる」作業が無いだけで、家事の負担感が全く違います。
タオルがふわふわに仕上がる

ドラム式で乾燥させるとタオルがふわふわになります。ホテルのタオルになります。安いタオルでもふわふわです。
これを体験すると縦型には戻れません。
天気を全く気にしない

ドラム式の場合は乾燥まで行う事が大前提です。外干しをしませんので天気を全く気にする必要がありません。
縦型を使っていた時は、天気次第で外干しにするか部屋干しにするか悩んで失敗することもありました心配する必要が無くなりました。
寒かろうが、雨が降っていようが、夜に動かして朝には洗濯が終わっています。
夜に動かしたら、朝には出来上がっている
寝る前に洗濯物をドラム式洗濯機にセットしたら翌朝には仕上がっています。「寝ている間に」洗濯されているので時短です。
衣類の数が減ります
寝ている間に洗濯が終わっています。今日着ていたのもは翌朝には洗濯が完了しています。着られる服が2セットあれば問題なく回転できます。ズボラな私は畳むものを減らすために肌着、靴下、ハンカチなどは同じものを身につけてしまいます。
子どもが小さい場合は特に役に立ちます。幼稚園や小学校などの体操服など、代わりを準備出来ないもので明日必要なものは、寝ている間に洗濯が完了するので最低限の数で回すことが出来ます。
臭い残りがない

洗剤・柔軟剤の自動投入を利用すると特有の臭いが残りません。ドラム式洗濯機を使うと特有の臭いが残る場合があります。ドラム式洗濯機は利用する水量が少ないので「すすぎ」が苦手です。その為、洗剤残りで臭い残りが発生します。原因は適当に洗剤量を投入する利用者です。
洗剤・柔軟剤の自動投入であればご安心ください。
完璧に臭い残りがありません。
ドラム式洗濯機のデメリット・不満なこと
デメリットや不満なことの方が重要です。早速デメリットを述べていきます。
- デリケートな衣類は不向き
- 本体の手入れが超面倒臭い
- 乾燥用の排気フィルター
- 糸くずフィルター
- ドアのゴムパッキン付近
- 洗濯物を途中投入できない
- 小さい洗濯物が飛び出す
- 大きさの割に乾燥容量が少ない
- コストが高い(初期費、ランニング費)
デリケートな衣類は不向き
デリケートな衣類は、ドラム式でもネットに入れて洗濯します。ネットに入れて乾燥まで行うとフワフワになりません。縦型よりもガサガサになるかもしれません。
ドラム式は洗濯物を持ち上げて落下させながら温風をあてるため、ネットに入った衣類は上手に温風があたらずゴワゴワになって仕上がってしまいます。
ネットに入れずに洗濯すれば完璧な仕上がりになりますが、生地へのダメージは大きくなってしまいます。
本体の手入れが超面倒臭い
縦型洗濯機と比べるとメンテナンスする事が増えます。
縦型洗濯機には糸くずフィルターが洗濯槽に付いているので、覗き込んだらゴミの量も分かるし取り外しも簡単です。数回動かしても平気です。
ドラム式洗濯機は動かしたら毎回行う事になります。しかも3か所も・・・
- 乾燥用の排気フィルター
- 糸くずフィルター
- ドアのゴムパッキン付近
作業自体はすごく簡単なのですが毎回なので面倒です。
乾燥用の排気フィルター
乾燥させた後に溜まったホコリを取り除く必要があります。放置すると洗濯物が生乾きになります。2,3回であれば問題は発生しませんが、掃除自体を忘れてしまいます。我が家では毎回行うようにしています。
作業自体はすごく簡単です。30秒あれば終わります。
糸くずフィルター
ドラム式にも糸くずフィルターがあります。廃棄フィルターよりもゴミの量が少ないので毎回行う必要がありませんが、排気フィルター掃除と一緒にに行っています。
作業自体はすごく簡単です。ゴミ箱の角にぶつけて慣性の法則で吹き飛ばす感じです。10秒あれば終わります。
ドアのゴムパッキン付近
ドアのゴムパッキン周りにホコリが残ります。乾燥用の排気フィルターまで辿りつけなかったものが溜まっています。ウェットティッシュで一周させます。
洗濯物を途中投入できない
だれもが想像できることですが途中投入ができません。実際は動かしてスグであれば大丈夫ですが注水が始まったらダメです。ロック中アイコンが点灯します。
小さい洗濯物が飛び出す
小さいもの(ハンカチ以下)は洗濯槽から飛び出ます。ドアのゴムパッキン付近に挟まります。ゴムパッキン付近に挟まると乾燥されません。取り出すとホコリにまみれで脱水されておらずベチャベチャです。
どこのメーカーでもあるようです。ドラム式洗濯機「あるあるネタ」になっています。ネットに入れて対応するしか方法が内容です。
「乳幼児の靴下」、「女性のペチャンコ靴用の靴下」はネットに入れないと必ず飛び出します。
大きさの割に乾燥容量が少ない
ドラム式洗濯機は「洗濯容量」と「乾燥容量」に差があります。日立の場合、入れすぎると重量オーバーになりエラーアイコンが点灯して洗濯が始まりませんので洗濯物を取り出して重量を調整する必要があります。
コストが高い(初期費、ランニング費)
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機より高いです。2,3倍ほど価格差があります。
毎回の電気代も掛かります。ヒートポンプ(日立なのでヒートリサイクル)式の場合でも一回の乾燥で10円強の電気代が掛かります(洗濯は約2円程度)
間違ってもヒーター式モデルを購入しないでください。ヒートポンプより電気代が掛かります。
以上、「ドラム式洗濯機ってどうなの? 使った感想は・・・」という記事でした。
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