【自作】結構、本格的な循環式の水耕栽培装置を作成する(説明編)

水耕栽培の装置を自作する
循環式の水耕栽培を行うための装置は自作できるの。どうやって作ればいいの。

この疑問に回答します。

私が家庭菜園で利用している循環式の水耕栽培装置について説明します。一回作れば毎年利用できるのでとても便利です。家庭菜園で鉢植えのデメリットを感じている場合は、水耕栽培にステップアップされることを、おススメします。

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  • 自作する循環式の栽培装置
  • コンテナ水耕栽培のメリット
  • コンテナ水耕栽培のデメリット
  • 必要なパーツ

私は、この水耕栽培装置を何年も利用して家庭菜園を行っています。

経験を含めてお伝えしますのでお役立て下さい。

自作する循環式の栽培装置

名付けて【コンテナ水耕】と称しています。

上下に重ねた構成のコンテナボックスを横に並べ、各コンテナをゴムホースで繋ぎ併せて培養液を循環させます。
今回は2個並べたものを作成します。短い1連でも、長い3連以上でも構いません。

自作する栽培装置イメージ
自作する栽培装置イメージ

オレンジ部分
下コンテナから上コンテナへポンプを利用して水をくみ上げます。

水色部分
培養液を横に循環させます。

赤色部分
オーバーフローさせて下コンテナに培養液を循環させます。

コンテナ水耕栽培のメリット

自作する循環式の栽培装置には沢山のメリットがありますので紹介します。

コンテナ水耕のメリット
  1. 動力は1つだけ
  2. 設置・移動・分解が簡単
  3. 増設が簡単
  4. 育てる野菜に適した間隔で植えられる
  5. 水切れしない
  6. 根腐れしない

動力は1つだけ

屋外だと電源の確保が難しいので最小限の動力で動かすことを目的としました。

各コンテナボックスをホースで繋ぎ合わせます。
そうすると、水面の高いコンテナから水面の低いコンテナへ自然に培養液が流れて各コンテナは同じ高さの水面になります。

移動・設置・分解が簡単

各コンテナボックスはゴムホース利用して接続しており接合部には接着剤を利用していません。
簡単に設置・分解ができ移動を容易に行う事ができます。
また、オフシーズンにはかさ張らず保管することが出来ます。

増設が簡単

大がかりな加工が必要ないので、簡単にコンテナボックスを数珠繋ぎで増設することができます。

数珠繋ぎを増やしても、電源を追加する必要がありませんので場所がある限り増やすことが可能です。

育てる野菜に適した間隔で植えられる

私は自作する水耕装置をトマトの栽培に利用しています。

トマトの場合は、1つのコンテナに1つの苗をセットします。

葉野菜の場合は、コンテナの蓋に適した間隔に穴を開けて苗をセットすると収穫量を増やすことができます。

水切れしない

培養液をオーバーフローさせて水位を一定に保つ仕組みになっています。

上部コンテナボックスの培養液が一定量を超えると、垂直に接続した塩ビパイプの中を通り、余分な培養液をし下部コンテナボックスへ循環させます。

オーバーフロー図解
オーバーフロー図解

夏場は野菜の根から思った以上に大量の培養液を吸収しますので水切れが発生しやすいですが、
この培養液を循環させる方式であれば必ず一定量の培養液が確保され水切れで植物を枯らすことを防止することができます。

根腐れしない

培養液が循環しています。循環する際に湖面が揺れたり、水しぶきが発生したりして絶えず水中に酸素が溶け込みます。酸素を豊富に含んだ培養液が絶えず根の周りを通過することで野菜の根腐れを防止することができます。
ブクブクやアスピレーターなどを利用して空気混入する必要ありません。

コンテナ水耕栽培のデメリット

自作する循環式の栽培装置には残念ながらデメリットもあります。

コンテナ水耕栽培のデメリット
  1. 初期投資にお金が掛かる
  2. 場所を取る
  3. 水を大量に使う

初期投資にお金が掛かる

色々なパーツを準備する必要がありますので初期投資にお金が掛かります。しかし、何年も利用できるので長期的に考えましょう。自作する装置なので愛着が出てきます。

作りがシンプルなので補修が簡単です。トラブルが起こっても簡単に直せますので無駄にならない初期投資です。

場所を取る

残念ながらコンテナボックスを横に並べるため場所を取ります。最低でもコンテナボックスを2つ並べる必要があります。栽培スペースが確保できないと利用することができません。

水を大量に使う

コンテナ内に十分な水を満たす必要があるので水を大量に使います。しかし、水を大量に使うことはデメリットではなく、特に夏場はメリットと考えることができます。

夏場は植物は、根から大量の水を吸い上げるが水切れを起こさない。

夏場は大量の水を利用することにより急激な水温上昇を防ぐ。

 

必要なパーツ

  1. コンテナボックス、蓋
  2. 塩ビパイプ、接手(つぎて)、ゴムパッキン、接着剤
  3. 循環ポンプ
  4. ゴムホース
  5. 小物

 

初期投資にはお金が掛かります。何年も使うと考えると安いのですが・・・・

コンテナボックス、蓋

コンテナボックスでポピュラーな商品「Astage NFボックス」です。本体と蓋が別売りなので無駄が出ません。

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塩ビパイプ、接手、ゴムパッキン

塩ビパイプ

今回利用した塩ビパイプはVP13と言う規格のものです。内径が13mmで一番細いものになります。流水量が多いと排水が間に合わず溢れてしまう可能性がありますが、安いのでチャレンジしてみます。

塩ビパイプ
塩ビパイプ

塩ビパイプに規格が印字されているので、間違えずに購入することが出来ます。

接手

接手
接手

利用した接手はVP13用の「TSバルブソケット」と「TS水栓ソケット」です。
今回は7組を購入しました。

ゴムパッキン

ゴムパッキン
ゴムパッキン

ゴムパッキンの内径が22mmであれば利用することが可能です。
購入先に数が無かったので2種類が混ざりました。

今回は7個を購入しました。

循環ポンプ

アクアリウム界隈でポピュラーな商品です。50Hzと60Hz の商品がありますのでご注意ください。

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ホース

「塩ビパイプに接続するホース」と「循環ポンプに接続するホース」の2種類が必要になります。ホームセンターで計り売りしています。

塩ビパイプに接続するホース
塩ビパイプ(VP13)の外径が18mmなのでホースの内径が18mmのものを購入しました。

循環ポンプに接続するホース
循環ポンプの外径が13mmなのでホースの内径が13mmのものを購入しました。

小物

小さな鉢
鉢の底をくり抜き、苗をスポンジで巻いてからに鉢に植えてコンテナボックスに設置します。100円ショップで2個セットで売っていました。直径が5,6cmぐらいのものです。

小さな鉢
小さな鉢

遮蔽シート
培養液に光が届くと植物プランクトンが発生しグリーンウォータ化してしまいますので、上下コンテナボックスを覆うために利用します。
100円ショップで売っていた食器用アルミシートを利用します。

遮蔽シート
遮蔽シート

工具類

あった方が作業が便利です。途中で嫌になる事もありません。日曜大工として使えるものであれば十分なのでなるべく安いものを購入しました。

  • 電動ドライバー
  • パイプカッター
  • ホールソー

さあ!作成だ。

ここからは、実際に手を動かします。

 

 

以上、「【自作】結構、本格的な循環式の水耕栽培装置を作成する(説明編)」という記事でした。

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